2009年04月08日

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貨幣乗数は不勉強な物でよくわからないので
低下したのはなぜか?をちょっと調べてみた。

日本の貨幣乗数はなぜ低下し続けたのか
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsme/kinyu/pdf/08f/08f133osada.pdf

> その原因が
> 「金利の低下」
> 「デフレ期待の拡大」
> 「(自己資本比率規制制約下での)不良債権処理額の増大」
> であったことを実証的に示す。

とある、時代によって低下の原因は色々とあるらしいのではっきりとは断言できないが、
上記3つの原因であることはあながち外れてないように思う。

日本のような貯蓄の代わりに家を買うという行動をとるアメリカでは、
この貨幣乗数の低下の原因が貯蓄が増えたからではないだろう。



一橋大学大学院 長田 健
90 年代から2000 年代半ばにかけ日本の貨幣乗数(=マネーサプライ(M2+CD)/マ
ネタリーベース)は大幅に低下した。
この貨幣乗数の低下は何故生じたのだろうか。
本稿
では、80 年代後半から現在に至るマクロ時系列データおよびミクロのプーリングデータ(銀
行財務データ)を用い、

その原因が
「金利の低下」
「デフレ期待の拡大」
「(自己資本比率規制制約下での)不良債権処理額の増大」
であったことを実証的に示す。



貨幣乗数低下のメカニズムは90年代と2000 年代(低金利期)で異なる。
貨幣乗数の変化は
現金通貨保有比率(=現金通貨/預金通貨)の変化と
支払準備比率(=準備預金/預金通貨)の変化で説明できるが、

90 年代の貨幣乗数の低下は、主に前者の上昇によるものである。

90 年代の断続的な「金利の低下」
が現金保有の機会費用を低下させた結果、
公衆の現金通貨保有比率を高め、貨幣乗数が低下したと考えられる。
一方、90 年代末から2000 年代にかけての貨幣乗数の低下は主に支払準備比率の上昇に
よってもたらされたものである。
「デフレ期待の拡大」
は邦銀による準備預金保有の機会費用を低下させ、
支払準備比率の上昇をもたらしただけでなく、
「(自己資本比率規制制約下での)不良債権処理額の増加」
が貸出金の減少・準備預金の増加をもたらし、支払準備比
率を高めたと考えられる。
また、低金利下における「デフレ期待の拡大」
は現金保有動機
を高め、現金通貨保有比率を高めたと考えられる。
「デフレ期待の拡大」
と「不良債権処理
額の増加」
に起因する支払準備比率・現金通貨保有比率の上昇が、この期の貨幣乗数の低
下をもたらしたと考えられる。



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